はなみずき不動産 の日記
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サブリース賃貸住宅について
2015.05.11
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本日NHKのクローズアップ現代で取り上げられていましたが、一括借り上げ(サブリース)賃貸住宅の空室がかなり増えて社会問題になっているとのこと・・・
今よりも建築を1/3にしないと空室数の現状維持が出来ないとのことでした。
今でも空室数は社会問題になっているのに・・・
今に始まったことでは無いと思いますが・・・
私も過去の経歴上、非常に注視しています。
賃貸住宅そのものは、公共機関の不足部分を補う意味でも非常に有益な事業だと思いますが、今後の少子高齢化を考えた時には場所と条件を今まで以上に見直さないといけないと思います。
金融機関(銀行等)からも非常に危惧しているという意見を以前から随分といただいていましたが、貸す方も危惧していながら低金利で貸し出すという矛盾・・・
私なりの解決策としては
・相続税の優遇措置を無くすか緩和する
・金融機関の新規の貸出金利を高くする
私はこれだけで、今の半分以下に新規着工は減ると思います。
建築する地主様も収益のための事業というよりは後継者不足と相続税の増税により、仕方なしに建築(借金)している人が大半なのですから・・・
既にかなりの賃貸物件がある状況で非常に難しい問題だとは思いますが、高度成長期終了から約40年。
以前に建築された戸建て貸家や木造アパートが建て替え時期を迎える中、民間ではなく社会問題としてこの問題と向き合って下さる政治家の方々が出て来ることを切に願います。
今困っている人を解決してあげるためには、長い目で見てこれ以上の新築を増やさないことが全ての解決につながると思います。
空室増加は大家さんだけではなく、地域の治安悪化にもつながります。
建築技術の向上に伴い、今までよりも耐久性の高い建物が増え続けるリスクについてもっと真剣に私なりに取り組んでいきたいと思いました。